宮崎漆器とは

宮崎県の伝統的工芸品に指定されている「宮崎漆器」の製作を障がい者の方たちと共に行っています。
就労継続支援B型事業所として漆器製作を授産科目に持つ全国でも唯一無二の施設です。

[宮崎漆器の歴史]
太平洋戦争末期に沖縄等の南西諸島から強制疎開によって多くの人々が宮崎に移住されてきました。
宮崎県は疎開者の就労の場として県営授産場を設置し、その中にいた琉球漆器の技術者を中心として漆器製作を授産科目の一つとして始めました。
その後、漆器製作は社会福祉法人 宮崎県大島振興協会に引き継がれ、現在は社会福祉法人が運営する「宮崎漆器工房」として、障がいのある方が漆器製作に携わる全国で唯一の漆器産地となっています。